7月25日
12時位のフライトで、ロシア経由でイスタンブールへ。
チェックインで荷物が紛失しやすいので、この大きさなら機内持ち込みにしてはと言われてしまった。エアロフロートロシアってというかロシアの空港ってそんなにいい加減なのかとも思ったが、小さなバックバックといっても6キロあるので、預けることにした。
乗り換え時間が少ないから、前のほうの席にしますねと言われたが、機内はガラガラ、自分で真ん中のほうに移って隣と後ろに気を使わず済んだので11時間のフライトもそれほどきつくなかった。ただ、ロシアと日本のハーフと思われる子供が騒いでいたので眠ったのは僅かだった。乗り換えも問題なく1時間弱待った。フライトがあまりに順調だからよかったのだろうが、チェックインのことを思い出し、日本人は神経質だと日本人ながらにも思ってしまった。
ロシアの空港のトイレでちょっと疑問に思ったことがある。まあ、住宅のトイレでもないから当然小と大は分かれているのだが、壁にわざわざ別に大のほうに小のボタンがついている(I-1)。まあ、専用にボタンを作る必要はないにしても、細かいことは気にしない国民性なのかと思った。
前置きが長くなったが、とにかく問題なく空港に着き、電車とトロリーを乗り継ぎホテルに着いた。時差が6時間あるので、日本時間午前4時、さすがに眠たいのでシャワーを浴びてすぐに寝た。
I-1 ロシア空港のトイレのボタン
7月26日
時差があるせいか朝の4時頃目が覚めたが、疲れていたので再度寝ると7時半になっていた。8時半にホテルの朝食を取ったが、、、乳製品(チーズ)ばかりで40歳の体にはあまり受け付けないようなものが多い。まあ、余裕のある旅でもないので昼食分も含めてしっかりと気持ち悪くなるまで頂いてから散策に出た。せっかくここまで来て観光をしないのはもったいないと言われそうだが、今後の支出のことを考えると僅かでも無駄にしたくないということもある。私の場合昔から変わっていて現地の人の生活を見るのが一番の目的で、観光は時間に余裕があったらというのが多い。思ったよりというか、仕事をしていないでぶらついている人が異様に多い。街並みは、観光客が多くいる場所はそれなりにきれいだし、公園(I-2)はどこでも基本的にきれい。逆にいうとあまり掃除の必要のない場所はゴミはそれほどでもないが、たばこの吸い殻がすごい。なんか、小さいころを思い出すほどの量(出身の水戸市は、その昔たばこの吸い殻を見ない日はなかったし、今でも多少はある)。
I-2 宮殿横の公園
I-3 よく分からない花壇
I-4 ここまで作るか
I-5 廃墟のようなイスタンブール大学のはずれ
I-6 シーフード屋さんだらけ
7月27日
ちょと体が重い。まあ太っているから当然だが、どうも頭痛のせいらしい。今のイスタンブールは意外に気温が高くて、それで体がやられたようだ。今日は無理せず、トロリーなんかを使って移動した。本当は夜にライトアップされたモスクなんかも見てみたかったが、やめてしまった。そういえば、靴磨きの詐欺に出会った。ものすごい勢いで追い抜いて道具を落とすというやつで、その手の詐欺はガイドブックなどで載っていたと思うが具体的な方法は確認していなかったので、落としたよと声をかけてしまった。お礼に靴を磨くよということだっただが、興味がないのでそのまま行こうとしたら、靴を足ごと強引に磨き台の上に引っ張られてしまった。まあ、いいかと思ったらバックスキンの靴にクリームを塗りこむし、、、しかもまだらになっている。まあ、履きなれた古い靴なので、あまり気にしてもいないがこれでは客がつかないはずだと、まだ詐欺にあっているとは思っていなかった。イスタンブールの電気関係の学生で、アンカラ出身で明日田舎に帰るなどと話しているので、こいつ相当のバカで嘘つきで金がほしいだけだなと思いながら、いくらか払わないと騒ぐなーいやだなーと思っていると、案の定大きいお金ある?お釣りはあるからなどと意味不明なことを言い出すので、まあ下手だけど一応靴磨いたしな100円じゃかわいそうだから250円ほど渡した。渡す時も財布の中を覗こうとするは結構頭にきた。そうすると、ふざけたことに1000円だと言い出した。日本語までは出なかったが、英語でかなり怒鳴った。固まっているのでよほど驚いたようだった。あーあまたやちゃったと思いながら歩き始めると、金くれと追いかけてくるかなと思ったら、すで消えていた。この時点で、なんだ詐欺かとやっと気づいた。こんなことで、詐欺が成り立つのかと思ってネットで調べたら、意外と大きいお金を取られている人もいたようだ。それにしても、バックスキンの靴にクリームを塗るのはやめたほうがいいなと部屋に戻ってから思った。
I-7 泊まっていたホテルの食堂のテラスから
I-8 アジア側の住宅地
I-9 今日の昼食(地元の料理?)
7月28日
今日も体が重い。あちこち移動しようと思い予約していたアジア側の空港方面のホテルに移る。トローリーから船で渡りそれから地下鉄で移動。この国の移動の料金て、なんで全部150円なのかよく分からない。今まで5種類乗って全部どこまで行っても1区間だけでも同じっておかしいと思う。国民性か?めんどくさいことが嫌い?簡単が好き?ちなみに車の急ブレーキが大好きなのは間違いない。明日、空港に行くわけだが行き方をあまり考えていなかった。バス、タクシーのいずれかになるのだが、安く済ませたいのでバスで調べていると、なんと現金で乗車できそうもないのである。確かにすべてカードをかざして払っている。ただ、ホテルの受付の話だと旅行者だから現金で何とかなるよという。ホントかなと思って追求していくと安いからたぶん大丈夫だという。そういう無責任な言動はタイと似ているなと思った。まあ、ほかの人に払ってもらって現金渡せばいいかと日本人らしくもない考えが頭をよぎっている。最悪、地下鉄で空港近くまで行ってからタクシーがあればタクシーでいけばいいかと結論づけた。いづれにしても、早めに行動したほうがよさそうだ。
I-10 アジア側の陸橋から(観光客がいない地域)
I-11 アジア側の住宅地(観光客がいない地域)